月別アーカイブ: 2013年7月
画材店 ウエマツ
金•銀泥の購入先についてご質問がありましたので、ご紹介致します。
教室で使用している物は、渋谷にあります画材店『ウエマツ』さんで
購入しています。
ヒカリエ正面に向かって左隣2軒目と大変便利なところにあります。
教材と同じ物を購入される場合には、パッケージをお持ち頂くのが
わかりやすいと思います。
電話•FAXでの注文も可能です。
川口教室 開講しました
よみうりカルチャー川口教室が開講しました。
酷暑にも関わらず、たくさんの方々にご参加頂き、嬉しく
思っております。
皆様器が好きで、直したいという熱意に溢れており、とても
雰囲気のよい教室です。
その教室の様子です。
実は陶芸教室なので、奥のシートがかかっているのは、ろくろ
なのです。
お陰さまで川口教室は、ほぼ満席です。
次回の新規受講の募集は、来年4月期になる予定です。
陶器の仕上げ
NHK文化センター千葉教室のMさんの作品を、ご紹介致し
ます。
Mさんはご自身が陶芸をされるので、お持ちになっている器も
個性的な陶器が多いようです。
今回完成された2点も陶器でした。
先般完璧な仕上げについて書きましたが、陶器に関しては表面の
ゆらぎに合わせた感じでよいかと思います。
Mさんの作品も、ご本人は今ひとつの感があるようですが、器の
表情に合っていましたので完成としてよろしいかと思っています。
テクニック的な金泥を蒔くタイミングや、蒔下となる赤漆の塗り方は
徐々にレベルアップすれば良いのです。
ブログをご覧の皆様には、Mさんの蒔下の新うるしの描き方のセンスの
良さにご注目頂きたいと思います。
ご連絡
NHK文化センター千葉教室は、8月分の振替が7月30日(火)に
ございます。
お忘れないよう、ご参加下さいませ。
お盆 ヒビ止め中
このところ、川口教室の公開講座や本講座開講の準備で後まわしに
なっていたお盆の修復を再開しました。
ヒビ止めの作業です。
周りをヤマトのりでマスキングして、透漆をしみ込ませています。
これを溝が埋まるまで、繰り返します。
使用しているのは、播与漆工さんで出している『すぐ塗れ〜る』という
商品です。
これはマニュキュアの瓶に漆が入っているので、筆の始末をせずに
作業が出来るところが魅力です。
硬化が従来の漆より早いMRⅢという新精製法の漆を基材にして
いるのですが、カブレるのは変わりがありませんので、注意は
必要です。
思っていたよりヒビが深いので、しばらくこの作業を続けることに
なりそうです。
藍 大きくなりました
ブランターに定植した藍が、かなり大きくなってきました。
上から見て、直径が60cmくらいまでになるそうです。
高さが60cmほどになり、花芽が出る前が生藍染めの適期なので、
来月には可能かもしれません。
スカーフとか、エコバッグのような小物を染めたいと思っている
ので、そろそろそういう物も捜し始めようと思います。
川口教室 参考作品
7月11日から開講する、よみうりカルチャー•川口教室に参考
作品を展示して頂いています。
昨年末の世田谷ボロ市で購入しました蕎麦猪口です。
もう少しで割れてしまいそうな深刻なヒビと口縁に複雑な欠けがあり
ました。
特に欠けは何工程にも分けて埋めたので時間がかかりましたが、
器をぐるりと回ったヒビの線が印象的な直しになりました。
川口教室は、まだ残席がございます。
ご興味がおありでしたら、参考作品だけでもご覧頂けたら嬉しいです。
履歴を消去してみて下さい
ご案内した通り、マルウエアの危険ありの警告は解除されているの
ですが、まだ表示が出るとのご連絡を頂きました。
管理してくれている会社に確認したところ、ブラウザの履歴を消去
すれば解消するとのことでした。
まだ表示されてしまう方は、お手数ですが、履歴の消去をお願い致します。
よみうりカルチャー川口 公開講座
6月27日に、よみうりカルチャー川口教室で行われた公開講座の
様子です。
今回は自分のPCを持ち込んで、金つぎ•銀つぎの歴史について
お話させて頂きました。
蒔絵の手順を説明しているところです。
皆様、熱心に制作されていました。
完成した作品です。
いつもながら思うのですが、皆様それぞれ個性のある作品を
短い時間で制作されます。
参加して下さった方々は、ご自分の気に入った器を修復したい
というお気持ちが強く、「金つぎ•銀つぎ」に期待されて
いるのがとても嬉しかったです。
公開講座自体も楽しんで頂けたようで、本当に講師冥利につきる
1日でした。