このところ「完璧な下地を作ったのに、仕上げがざらざらになって
しまった。」というご相談が続きました。
美しい仕上げのために、必要な条件をピックアップしてみたい
と思います。
•室内に塵埃は舞っていないか
•作業テーブルに塵埃はないか
•自分自身が埃の出やすい服装をしていないか
•仕上げをする器を洗浄したか
•その器に埃をつけなかったか
•蒔下を描く筆は清潔か
•状態が悪い新うるしを使用していないか
•新うるしの塗りの厚みは適切か
•新うるし塗りの筆の運びは問題ないか
•蒔筆は清潔か
•蒔筆は適切な穂先か
•金銀泥に塵埃は混入していないか
•金銀泥を蒔くタイミングは適切か
ご相談のあった方の状態をお聞きしますと、最近の傾向としては、
蒔筆に問題があるケースが多いように感じています。
しかしこれを機会に、上記の項目をご自身でチェックしてみて下さい。
何か気になる項目がありましたら、教室でご質問下さい。
詳しく対策について、ご説明したいと思います。