私の師であります原一菜(いちな)先生は、金繕いばかりでなく 太田流礼法水引折方の教授でもあります。 私も基本のきは学んでおりますので、ご紹介致します。
水引は「あわび結び」です。 これで上書きをして一般祝儀として完成します。
太田流ではもろなわ結び(チョウチョ結び)は致しません。 原先生によれば本来の礼法に適った祝儀袋のあしらいが解説されて いないことが多いのだとか。
現代の生活に合わせて変化して行くのはよいのですが、日本文化の 伝統として守るべきものは守って行きたいと考えています。