映画「天地明察」を見てきました。
原作がベストセラーになっていますから、ご存知の
方も多いと思います。
一心に改暦に挑む安井算哲の姿が、感動的な映画でした。
そもそも太陰暦では19年の内に7回うるう月を入れないと、
太陽の運行と暦がずれてしまうのですが、日本は800年
前の唐時代の暦を小手先で改暦しながら使っていたので、
算哲の時代には実際とは2日近くずれてしまっていました。
小手先で何とかしようとするのも日本人らしいところでは
ありますが、算哲のように研鑽を重ねて、挫折しそうに
なりながらも努力をつづけるのも又、日本人らしさなの
ですよね。