アーティストの大古瀬和美さんのアトリエに、大古瀬さん流の
墨流しを習いに行きました。
大古瀬さんは絵画作品の他、豆本や扇子、封筒などの紙作品も
多数あります。
その表現手法の一つが墨流しです。
大古瀬さんの2階吹き抜けで、大きな窓の開放感溢れるアトリエでの
制作風景です。
まずバットの水の中に墨を落とします。
気合いを入れて紙を投入します。
(正座をしているところに真剣度が現れています。)
頃合いをみて、紙を引き上げます。
あとは乾燥、アイロンかけをしたら完成です。
自分で作っているようで、偶然の妙があるのが墨流しの
面白いところですね。
すぐに作れる楽しさも手伝って、たくさん制作させて頂きました。
金繕いの教室でも、イベント的に膠を使った一閑張りの制作を
することがあります。
その際に墨流しのようなアクセントになる紙があると、さらに
オリジナリティーのある作品が出来ると思います。